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生活情報


2009月04月05日 WILLCOM W-ZERO3[es]アドエス購入記
                     ~スペイン語辞書を探してたどり着いたもの~

しばらくスペイン語上達の道を断念していたのですが、最近になってやっぱり必要だなと思い電子辞書を探していたのですが、新品だと27000円位するんですね~。
一生懸命安いのとか中古探しましたけどそれでも17000円以下のはなかった。
昔はZAURUZにPDICを入れて使ってたんですけどPC版のPDICと違っていまいち使いにくかったんです。

PDICはPersonal Dictionary の略で、TaN 氏作の辞書作成・検索ソフトウェアです。
ご存じの方は説明するまでもありませんが辞書ファイルさえ用意すれば英語・スペイン語・タイ語・・中国語・韓国語などマルチ辞書として使えます。
WILLCOM W-ZERO3には「PDIC for CE」を使います。。microSDカードを利用すれば、見出し語が130万項目を超える英和辞典「英辞郎」をはじめとする大容量の辞書も利用できるようになります。

PDICの詳しい説明はこちらへ
WILLCOM W-ZERO3に「PDIC for CE」に導入する方はここら辺を参考にしてください。
(※スペイン語特有のáéíóúをアドエス上で入力しようとするとちょっとコツがいるかも…)

私の携帯と偽iPodことPT-A510比べたところ
大きさは携帯よりちょっと長いですがシャツのポケットに入れて手ぶらでいられるのがいいですね。
普通の電子手帳だとバックか何かを持ち歩かなければならないので機動性が劣ります。

偽iPodことPT-A510と比べてみるとPT-A510のほうが液晶が大きくてコンパクトに感じますがW-ZERO3[es]の方が圧倒的に高精細です。
確かにW-ZERO3[es]の方が重くて長くて厚いのですが横幅が細いのでそんなにでかいとは感じません。

W-ZERO3[es]の方が液晶のきれいさと機能面で優れているので形状の不利を補ってあまりあるという感じです。
PT-A510との価格差が3000円ならやっぱりWILLCOM W-ZERO3[es]ですよね。(WILLCOM W-ZERO3[es]は中古価格ですけどね)

一年前に日本に行ったときにはアドエスはまだ中古で24000円位してたんですけど今は9800円位から売っているのでこれなら格安のスペイン語辞書ができると言うことで中古販売ページを探してポチッとしました。
辞書目的だけでも
格安でスリムでインクリメンタルサーチができるマルチ言語の最強電子辞書になるのにこいつはさらにいろいろとやってくれます。

Costa RicaではPHS機能は使えませんがこれ一台でPCに迫る能力を発揮してくれます。
旅先や外出先で空き時間や待ち時間でしたいことと言えば音楽鑑賞やビデオ鑑賞、ちょっとしたときに使いたいのが、電卓、カレンダー、メモ帳、何かの時にPCデーターも持ち歩けたら完璧ですね。



動画鑑賞ならiPodより最強
音楽や動画鑑賞だけならiPodもいいですがこいつがiPodより最強に勝っているのはyotube動画のflvやMP4を直接再生できるところです。
TCPMPというソフトをインストールするだけでmicroSDカードにコピーした動画を難なく再生してくれます。
さらに別途、ドライバを導入することでさらに大容量のSDHC規格に対応した16GBまでのmicroSDが利用できるようになります。
今なら16GBでも\5000を切る時代ですからiPodより安くて上を行くガジェットに仕立て上げることもできます。


使用レポート
辞書として買ったのならこれ以上ないくらいいろいろできるので頼もしい奴ですが辞書以外の最大の利点はPCデーターや動画、音楽ファイルの変換の必要がなくWILLCOM W-ZERO3[es]上で使えるという点です。
今までzauruzやPT-A510など使ってみましたが一番の手間はそれらを利用するためにデーターを変換しなければならないと言うことが一番面倒くさいことでした。

まぁ、大体普通の人は出先のちょっとした空き時間にそんなに複雑なことはしないので音楽や動画鑑賞するくらいですけれど、私が使ってみて他に便利だと思ったのはOutLookのカレンダーが同期できてPCデーターを持ち歩けることです。

OutLookの予定表をサッと見ることができるし、出先で手続きなどで急に戸籍謄本のデーターとか滅多に使わない情報が必要になるときがありますのでWordに入れておけばいつでも参照できるので便利です。
紙がないときにでもメモが取れること、それから私の携帯にはカメラが付いてないのでメモ代わりにカメラ機能が簡単に使えることがいいですね。

こいつはインターネットもできますがCosta Ricaでは出先で無線LAN環境はほとんどないですし、家にいればPCの大画面でインターネットを使うのでWILLCOM W-ZERO3[es]でインターネットをすることはほとんどないです。
実験的に無線LANを使ってみましたが表示速度も遅くてちまちました画面でブラウズするのはちょっとストレスでした。
それよりはOneNoteと同期ができるので、出先で見たい情報をOneNoteにバンバン入れてしまって後からゆっくり見るといった使い方の方が実用的です。

また、こういうガジェットは操作をしながら急に電源を切ったり過激な操作をするとフリーズするのでリセットしなければならないときがありますが、リセットすればすぐに戻るので心配するほど扱いに神経質になることもないです。
机の上やシャツのポケットから5回ほど落としてますが今のところ何でもないです。

WILLCOM W-ZERO3[es]の利点

  • 最強電子辞書を作れる(英語辞書なら付属のCD-ROMに別ソフトが収録されています。)
  • シャツやズボンのポケットに入れて手ぶらで持ち歩ける。
  • PCとの連携が簡単(PCデーターや動画、音楽ファイルの変換の必要がない)
  • Windows MobailなのでPCデーターの閲覧編集ができる(Wored、Excel、PowerPoint、PDF )
  • yotube動画のflvやMP4を直接再生できる(最近、再生できないMP4ファイルが増えてきました。)
  • メモが取れる・写真が撮れる・音が撮れる・動画が撮れる
  • キーボード付き
  • ソフトを入れて自分好みのガジェットに作ることができる
  • 別途アダプターを用意すればUSBメモリ代わりになる
  • 液晶がきれい

WILLCOM W-ZERO3[es]のダメなところ

  • イヤホン端子が専用で別売
  • スタイラスが収納できない(スタイラスはそんなに使いませんけどね)
  • iPodよりちょっと重い(私はそんなに気にならない)
  • iPodよりちょっと厚い(高さはそんなに気にならない)
  • 銀行で使うと携帯をいじらないでくださいとガードマンに警告される(強盗対策のため銀行で携帯いじると怒られる)
  • よくフリーズする