いざというときの薬の情報
昨年末に立て続けに3本歯を抜きました。
そのときに最後の抜歯でドライソケットになり、それから4ヶ月腫れと痛みに苦しみました。
抗生物質も1週間ごとに4回飲んでも治癒しないので、CTを撮って見たのですが原因が見いだせず、専門の先生に回されてしまいました。
それでさらに精密なスキャンを撮ったのですが、それが専門の先生に届くまで更に一ヶ月かかると言うことで…
いまだ有効な診察がしてもらえずに薬でしのぐ毎日です。
普通抗生物質は7日間だけ飲むのですが、私は13日間飲んでも良くならず、具合も悪くなったのでやめました。(抗生物質は10日以上飲むと体の良い菌も殺してしまうので段々気持ち悪くなっていきます。)
それである日友人に、ENANTYUMという市販薬を教えてもらいました。
これは歯の手術後の痛みや歯の矯正時の時に、医師の処方なく気軽に薬局で購入できるものです。
私は抗生物質やアセトアミノフェンをいくら飲んでも良くはならなかったのですが、このENANTYUMを飲むと抗炎症作用があるためなのか症状が改善されました。
また、アセトアミノフェンが効かないので、歯医者では抗炎症作用のある薬としてイブプロフェンを処方してもらいましたが、先生によるとENANTYUMより数段効果は落ちるそうです。
イブプロフェンは日本だと風邪薬のイブなどで知られていますね。
とにかくENANTYUMはとても良い薬なんだと医師が言っていました。
調べて見るとバッファリンなどは、アセトアミノフェンとENANTYUMの成分が両方入っているようです。
何にしても、すぐに病院に行けないときにすぐに効く薬が買えるのはありがたいですね。
病院で渡される風邪や歯の治療で出される一般的な処方は抗生物質と鎮痛薬で大抵は下記のものです。
AMOXACILINA
アモキシシリン-抗生物質
METRONIDAZOL
メトロニダゾール-抗生物質

PARACETAMOL
アセトアミノフェン-解熱鎮痛剤 (バファリンAの主成分)
副作用:抗炎症作用を持たないが、副作用が穏やかで安全性に優れている。興奮、眠け、などの副作用がなく、依存、耐性および離脱症状に関する問題がない。
ちなみにアセトアミノフェンは米国一般名で、パラセタモールは国際一般名で同じものです。

スーパーで購入できるものはPanadol、頭痛薬や風邪薬、アレルギー薬として売っています。
- ◆Panadol Extra Strength : パラセタモール500mg
- 頭痛、筋肉の痛み、関節痛/骨関節炎、月経痛、歯痛、ワクチン接種後の発熱と痛み
- ◆Panadol Extra Ultra : パラセタモール500mg /カフェイン65mg
- 片頭痛、筋肉痛、変形性関節症による痛み、ワクチン接種後の発熱と痛み、歯科治療/歯の抽出後の痛み
Panadol Extra Strength ₡1155 / Panadol Ultra ₡2050
- ◆Panadol Multisymptoms No Sleep : パラセタモール500mg /カフェイン25mg / フェニレフリン塩酸塩5mg
- 鼻の鬱血、発熱 (インフルエンザと寒さと不快感の軽減)
- ◆PanadolAntigripal : パラセタモール500mg /フェニレフリン塩酸塩5mg / マレイン酸クロルフェニラミン2mg
- 鼻の痛みと鬱血、涙とかゆみ、くしゃみ、発熱 (インフルエンザ関連の症状を緩和)
Panadol Multisymptoms No Slee ₡2855 / PanadolAntigripal ₡1960
- ◆Panadol Multisymptomat : パラセタモール500mg /デキストロメトルファンブロミド水和物15mg / マレイン酸クロルフェニラミン2mg / フェニレフリン塩酸塩5mg
- 鼻の鬱血、咳、副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、頭痛と体の痛み、喉の痛み、発熱、涙目とくしゃみ
- ◆panadol allergy sinus : パラセタモール500mg /フェニレフリン塩酸塩5mg / マレイン酸クロルフェニラミン2mg
- 副鼻腔炎によって引き起こされる痛みおよびうっ血、涙、くしゃみ、発熱 (副鼻腔痛、アレルギー症状の軽減)
Panadol Multisymptomat ₡2915 / panadol allergy sinus ₡2660
IBUPROFENO
NSAIDs-イブプロフェン-非ステロイド性抗炎症薬-解熱鎮痛 (バファリンプレミアム、ルナiの成分)
関節炎、痛風、腎結石、尿路結石、片頭痛、外傷、生理痛、歯痛、腰痛、筋肉痛、神経痛などの鎮痛目的
副作用:副作用の発生率は低い
ちなみに薬局でも同じものを購入できます。
IBUPROFENO 400mg/10粒₡1050
スーパーで購入できるものはAdvilとdorival
どちらも1錠 200mgで₡100以上するので、薬局で購入した方が倍以上安いです。
Advil ₡1740 / Dorivall ₡3340
NAPROXENO
NSAIDs-ナプロキセン-非ステロイド性抗炎症薬-鎮痛、解熱、抗炎症薬
筋肉痛、背痛、関節痛、月経中、頭痛、発熱、風邪
副作用: 比較的副作用が少ない

薬局では1粒₡750なので、イブプロフェンと比べると高いです。
こちらは市販薬を買った方が安い。
スーパーで購入できる薬 ALEVE ₡2665 / PRONOL ₡1580

ACETILSALICILICO
アセチルサリチル酸-(アスピリン)-消炎鎮痛剤
関節炎、痛風、腎結石、尿路結石、片頭痛、外傷、生理痛、歯痛、腰痛、筋肉痛、神経痛などの鎮痛
副作用: 胃痛、消化不良、吐き気、胃潰瘍、十二指腸潰瘍
スーパーで購入できる薬 ASPIRINA FORTE ₡1490 / ALKA-SELTZER ₡1775 / TYLENOL ₡1830


Antiflu-DES -風邪薬
Amantadina, clorfenamina, paracetamol-(アマンタジン、クロルフェナミン、パラセタモール)-風邪薬
インフルエンザの治療。それを引き起こすウイルスに対して作用する一方で、発熱、筋肉痛および鼻水などの付随症状を軽減する。
スーパーで購入できる薬 Antiflu-DES ₡3050
Dextrometorfano-鎮咳去痰薬
デキストロメトルファン - 風邪薬や鎮咳薬の成分として一般用医薬品にも含まれている。
感冒、急性気管支炎、慢性気管支炎、気管支拡張症、肺炎、肺結核、上気道炎(咽喉頭炎、鼻カタル)
風邪薬や鎮咳薬の成分として一般用医薬品にも含まれている。そのほか、鎮痛剤またはオピオイド増強剤としてペインクリニックで用いられたり、依存症の治療での心理学的特性を持つ。
副作用: 発疹、眠気、頭痛、めまい、吐き気・嘔吐、食欲不振などが報告されている。
病院で処方される咳止め

NOVAGESIC -風邪薬
DEXTROMETORPHAN BROMHYDRATE,PHENYLEPHRIN CHLORHYDRATE, ACETAMINOFÉN-デキストロメトルファン臭化水素酸塩、フェニレフリンのクロルハイドレート、アセトアミノフェン)-風邪薬
鬱血および鼻汁、頭痛、倦怠感、乾いた咳および発熱などの一般的な風邪およびインフルエンザの症状の治療
スーパーで購入できる薬
NOVAGESIC ₡2010 / NOVAGESIC ₡2010 /NOVAGESIC ₡2010
Día 赤:昼用 PM 緑:夜用 24HRS 紫:昼夜両方入り

tabcin -風邪薬
一般的な風邪の兆候と症状の緩和 (抗ヒスタミン薬、鎮痛薬、うっ血除去薬、鎮咳薬)
◆tabcin niños : パラセタモール162mg /フェニレフリン塩酸塩3.89mg / マレイン酸クロルフェニラミン1mg / アスコルビン酸30mg
子供用の一般的な風邪の兆候と症状の緩和 (発熱、鼻づまり、頭痛、体の痛み、鼻水、くしゃみ、涙目、のどの痛み)
◊3歳から6歳までの子供:6時間ごとに1錠
◊6歳から12歳までの子供:6時間ごとに2錠
Tabcin Gripe y Tos ₡1900 / tabcin niños ₡1585
Loratadine mk -アレルギー、鼻炎の治療薬
Loratadine-(ロラタジン)-抗ヒスタミン薬
くしゃみ、
鼻水、
かゆみ、涙目
じんましん・鼻炎・喘息(ぜんそく)などのアレルギー症状の治療に用いられる。
アレルゲン (アレルギーを誘発する物質) が体内で反応を起すときに,ヒスタミンが放出されてアレルギー反応を起すと考えられている。このことからヒスタミンの活動を封じればアレルギー反応を抑制する研究が行われ、風邪,頭痛,乗物酔いなど広い領域に応用されている。
スーパーで購入できる薬 Loratadine mk ₡4250
ENANTYUM (こちらは薬局でいくらでも買えます)
NSAIDs-非ステロイド性抗炎症薬-痛み止め 鎮痛・解熱・抗炎症作用 筋肉や関節の痛み、月経痛(月経困難症)、歯痛 、筋肉の緊張に関連する軽度の頭痛や片頭痛
副作用:吐き気および/または嘔吐、胃痛、下痢、消化器障害(消化不良)
ENANTYUMは錠剤とリキッドタイプがあります。
リキッドタイプはねっとりした感じで薬の苦さをレモンでごまかしたような味ですが、水がなくても飲めるのがいいですね。
錠剤は₡1075、リキッドタイプは₡1200です。

ちなみにコスタリカの民間療法では、歯が痛いときなどには、熱くもなく冷たくもない塩水をタオルに含ませて幹部にあてるのだそうです。
そうすると腫れが引くのだそうです。
貧血問題
我が家の娘たちがたびたび貧血症状をおこす。
最近も、ずっと体がだるい、肩こりや頭痛がする、ついには手がしびれてきたと言い出した。
本人達はあまり深刻に捉えないので、鉄分の薬をまじめに飲まなくて、いつも症状が悪化してから薬を飲み出す。
今回は症状がひどいので、吸収を助けるビタミンCも一緒に買って飲ませた。
体がだるい、めまい、肩こり、頭痛がする、手がしびれる、氷をかじりたくなるといった症状があるときには、まず貧血を疑って見た方がよいです。
intrafer
慢性貧血や妊娠時の貧血のための鉄分は薬局で売っています。
1日1錠 1箱30錠で約₡7000です。
こちらは吸収しやすい葉酸やビタミンB12入りのタイプ。
1日1錠 1箱30錠 ₡5600
アミノ化鉄.......... 30 mg
葉酸........................800 mg
ビタミンB12............ 8 mg
ビタミンCは薬局よりも市販薬の方が倍以上安い。
これは薬局で購入したビタミンC錠剤。
1シート10錠で₡1000 / 1錠 ₡100 500mg
表/裏
こちらはwalmartで売っている
ビタミンC錠剤
ほかにも色々あるが、安いのはALFAだった。
ALFA 100錠で₡3650 / 1錠 ₡36.5 500mg
GNL 100錠で₡4885 / 1錠 ₡48.85 500mg
通風にはハイビスカスティーが効く
コスタリカでは té de Jamaica という名称で売られています。
私が痛風で苦しんでいたときには、水を大量に飲んでも3日くらい経過しないと痛みが引かなかったのですが、ハイビスカスティーを飲むと1日で痛みが引きました。
痛風で本当に苦しんできたので助かっています。
酸性尿改善薬としてクエン酸が使用されていますが、ハイビスカスティーにも成分としてクエン酸が含まれているので改善されるのだと思います。
痛風薬代わりに飲むなら、大量に作って冷蔵庫で保管して水代わりに飲むと良いです。
冷蔵庫でなら保存も2-3日は大丈夫です。
1袋 ₡1900

ハイビスカスティーの成分:
ビタミンC、クエン酸、リンゴ酸、カリウム、アントシアニン、ポリフェノール、アミノ酸
ハイビスカスティーの効能:
クエン酸とリンゴ酸によって、代謝促進進、成人病の予防、疲労回復、コレステロール値の低下などの効果が期待できる。
痛みがひどいときには非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)で痛みを抑えるそうです。
薬名としては、インドメタシン、ナプロキセン、オキサプロジン、プラノプラフェンなど。
ナプロキセンの場合、300mgを3時間ごとに3回、1日に限って投与する。
Recoverón-NC - 感染創の治癒のための抗生物質入り軟膏
アセサミン酸ナトリウム 5g , 硫酸ネオマイシン 0.4g
外科的外傷性創傷、膿瘡、毛嚢炎、湿疹、皮膚炎、脂漏性感染、潰瘍および焼痂が褥瘡広範囲ではない火傷や表面的な傷、静脈瘤性潰瘍、ひびの入った乳首 (要するに、感染症が心配されるガーゼを当てるような褥瘡やひどい傷、やけどに、ガーゼに塗り込んでから傷にあてると良いそうです。)
薬局で購入できる薬 Recoverón-NC ₡7000
crema de osas - 保湿および皮膚軟化クリーム
蜜蝋、鉱物油、ラノリン、バラの花びらのエッセンス
コスタリカの社会保障基金(CCSS)で生産されている保湿クリームです。
乾燥肌の治療等に使用されます。
子供が病院に行ったときに良くもらってきていたのですが、成分表示もなく、一般に販売されていないので何に効くのかよくわからなかったので調べて見ました。
純粋な保湿クリームです。それ以外の効能はありません。
2018.05.15